目的

昨今、国を挙げてDX(デジタル・トランスフォーメーション)について議論がなされています。あわせて企業においてもDX推進が喫緊の課題となっています。

これからDX推進を担当するリーダーや責任者はそのような個別の状況を把握し、スムーズに課題解決を行うためにも、DXにおけるマネジメントや技術・テクノロジーといったDX特有の分野において一定のスキルやリテラシーが欠かせません。

そこで、このたびIoT検定制度委員会は「+DX(プラス ディーエックス)」認定資格を創設しました。
「+DX」は、ビジネスパーソンがもともと持っている能力や技術力に対して、+αとなるDXについての知識および体系の理解度となるいわば「DX推進の基礎スキル」を測定。本認定試験を受験・合格することで、DX推進に必要なスキル・リテラシーを証明いたします。

+DX認定概要

+DX認定試験は、IoT検定制度委員会が主催する、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実践に必要な知識やスキルを認定する試験です。

試験に合格することで、DXに必要な知識とスキルを習得していることが証明され、企業や組織での活躍の場が広がるとされています。

+DX認定試験は、現在+DX認定試験)オンライン)がリリースされています。今後、DXファシリテータ(仮)、DXコンサルタントなどを予定しています。

試験は、オンラインで受験することができ、社会環境に配慮した試験環境を提供しています。遠隔地に赴くこと無く、自宅や職場から受験が可能です。

合格者にはデジタル・カーボンニュートラルな時代にあわせ、デジタル証明書(PDF)で発行いたします。近い将来は耐改ざん性に富むブロックチェーン証明書を発行いたします。

特長・メリット

+DX認定試験は以下のような特徴とメリットがあります。

    1. 実践的な知識やスキルが認定される
      +DX認定試験は、DXの実践に必要な知識やスキルを認定する試験であり、実践的なスキルを持っていることが証明されます。企業や組織において、DXに必要なスキルを求められることが増えているため、就職や転職、スキルアップに役立ちます。

    2. レベルの証明が可能な認定
      +DX認定試験は、自身のスキルアップに合わせていつでも、どなたでも、前提条件無しに、受験することができます。再受験も何度でも可能です。
      また、試験合格後に認定証が発行されるため、自身のスキルアップに必要なレベルを確認でき、またスキルの外部への提示を目指して受験することができます。

    3. 試験の受験がオンラインで可能
      +DX認定試験は、オンラインで受験が可能です。場所や時間に縛られず、自分のペースで受験することができます。また、試験後、すぐに合否が発表され、試験合格後に認定証が発行されるため、すぐに証明されます。

    4. IoT検定制度委員会が主催することによる信頼性
      +DX認定試験は、IoT検定制度委員会が主催しており、その信頼性が高いことが特徴です。IoTやDXに関する様々な標準化や認定試験を行っていることで、評価されています。

    5. IoT検定制度委員会が認定する証明として連名が可能
      +DX認定試験は、IoT検定制度委員会が主催しており、IoT検定プロフェッショナル・コーディネータやIoT検定パワー・ユーザーと連名にすることで、デジタルやIT利用についての技術知識や技能応用の証明にもお使いいただけます。名刺やWEBページ、SNS等でご利用ください。

      <例>
      IoT検定プロフェッショナル・コーディネータと+DX認定の合格での組合せ
      →【 IoTプロフェッショナル・コーディネータ+DX認定 】

      IoT検定パワー・ユーザーと+DX認定の合格での組合せ
      →【 IoTパワー・ユーザー+DX認定 】

出題範囲(+DX認定試験オンライン)

カテゴリ(大項目) 出題比率 内容 生成AI領域※2
1)革新性・創造性 20% DX推進、デジタル・トランスフォーメーションなどの理解、イノベーション、スタートアップ、リーン手法など。 生成AIの将来:
・生成AIが進化する可能性とそれが社会に与える影響
2)実現性・計画性 20% DX推進するための考え方や計画、実現するアイデアや構築システムの提示、PoCなど。 生成AIの使用方法:
・生成AIの使用方法と基本的な操作方法
・実務での生成AIの活用事例
3)生産性・付加価値 20% 必要となる技術やサービス(IoTやAIなど)の導入、デジタル化した場合の生産性や原価、人的レベルの考え方など。 生成AIの基礎知識:
・生成AIの基本概念、仕組み、使用の基本的な観点
・生成AIを含むAIの主要な種類とその特性
4)継続性・人材育成 20% DX推進を通じた事業の継続性や仕様変更など可変性、不確実な未来への対応、DXを推進する人材の育成として考え方・手法など。 生成AIの利用上の注意:
・生成AIを使用する際のセキュリティとプライバシー
・生成AIの使用における倫理的な課題とその対処法
生成AIの将来:
・生成AIが働き方に与える影響
・生成AI分野の継続的な学習とキャリアパス
5)共創・顧客視点 20% 社内・社外の連携、パートナーとの共創意識、合意形成など。顧客の価値に立脚した視点でのものづくりなど。 生成AIと仕事の結びつき:
・企業や業務における生成AIの活用方法とその価値
・チーム内での生成AIの活用方法とコラボレーション

構成

+DX認定試験(オンライン)

総称 +DX認定試験
試験名称 +DX認定試験(オンライン)トランスフォーメーション
バージョン V2
試験方法 CBT 四肢択一
試験時間 40分
出題総数 40問(5カテゴリ*8問)
評価方法 合否(80%以上の正解で合格)
認定方法 合格者には+DX認定証明書を発行 ※1
開催時期 通年受験可能 ※自宅や職場など、インターネット環境が必要です。
受験料金 8,800円(10%消費税込)
能力基準

・デジタル・トランスフォーメーションが理解できている
・DX推進のユーザーとしてプロジェクトに協力ができる
・DX推進の役割として担当者や推進メンバーになれる
・他者/他社とDX推進を共有し、合意形成に参加できる
・DXプロジェクトの目的や効果を理解することができる
・生成AIを業務や仕事に利活用することが理解できる

スキル基準

[準拠]+DX認定スキルマップV2(α2版)

[対応]デジタルスキル標準(経済産業省)

 

※1 ブロックチェーンによる電子証明書を発行

プレスリリースを公開しています。

「+DX認定」電子証明書の発行開始!ブロックチェーン技術で資格認定の信頼性を一層強化〜合格証明書の偽造・紛失リスクを低減し、オンラインでの簡単な発行・共有・確認を実現〜

 

オンライン試験への思い

+DX認定試験はオンラインによるWBT形式のため、試験会場のご用意がありません。

このオンライン受験の実施については以下の背景があります。

2020年の新型コロナウィルス感染症が蔓延・外出自粛措置が行われた際、予防の観点から人の多い場所や通勤時の電車、多く人が集まる場所や施設等でのイベント自粛などがあり、当然のことながら、IoT検定他、さまざまな検定や試験、学業、業務に至るまで不便な状況がおこりました。

そのような中で当団体としても新しく開始する+DX認定制度をどのような形式で実施するか検討と議論を重ねました。

本来試験を行うことが目的ではなく、試験や検定を通じてスキルアップやリスキリングの一貫としていただくことであることから、デジタル化の流れの中でオンライン試験(WBT形式)の実施環境を利用することとなりました。

新型コロナウィルス感染症やインフルエンザなどの対応、移動時間や業務時間等の制約を除く、ご自身で都合の良い場所・時間で受験できることが、何よりの受験者のメリットとデジタル化時代のスキルアップにふさわしいと考えています。

インターネットを通じたオンラインで受験可能な試験となっていますので、ご自宅や職場からでもアクセスして受験できます。

ぜひ、ご利用をお待ちしています。

公開ページ

詳細についてはランディングページも御覧ください。

DX推進 初めての方のための 最初の認定資格

イベント・キャンペーン

期間限定でキャンペーンも実施しています。

 

 

 

お問合せ:
IoT検定制度委員会+DX認定プロジェクト