【リリース】IoTプロ・コミュニティの創設とIoTコーディネータの紹介 ―IoT検定合格者の活躍を支える仕組みと場を創る―
ニュースリリース
平成28年7月27日
IoT検定制度委員会
IoTプロ・コミュニティの創設とIoTコーディネータの紹介
―IoT検定合格者の活躍を支える仕組みと場を創る―
IoT人材の育成のためIoT検定を実施しているIoT検定制度委員会(委員長 中島洋)はIoT検定の合格者がIoT分野で、より活躍する場が提供できるよう、IoT検定プロフェッショナル・コミュニティ(略称をIoTプロ・コミュニティという)を創設します。
この、IoTプロ・コミュニティにはIoT検定合格者の方にご参加いただき、役割として、産業支援、開発コミュニティ、技術研究会、教育支援等の情報交換の場として、また技術者においてはセミナー・勉強会への参加などIoTスキルをより深めるためにご利用いただくことを目的としております。
また、IoTコーディネータを必要としている企業・団体への紹介や派遣など、首都圏にかぎらず地方創生でIoTによる圏内企業や産業の活性化の推進役として、活躍していただける場の共有としても提供いたします。
今、製造業のみならず、サービス業・農業など幅広い分野の産業において、IoTの研究や導入が喫緊の課題となっていますが、現状、中小企業や各種産業の組合などではIoT導入を進めるには専門知識不足により、導入のハードルが高くなっています。
行政などもこれらの中小企業や組合などのIoT導入を支援しようとしていますが、行政機関においてもIoTを推進できる知識と能力を持った人材が不足しています。
IoTプロ・コミュニティでは、まず、IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータの合格者をこれらの企業や行政機関からの求めに応じて、派遣・紹介できる仕組みを作り、IoT導入を加速化させたいと思っています。
IoTプロフェッショナル・コミュニティ概要
名称:IoTプロフェッショナル・コミュニティ
略称:IoTプロ・コミュニティ
目的:
- 高度IoT技術者の育成
- 高度IoT技術者による産業支援
- 高度IoT技術者による教育支援
条件:IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータを取得している事。
参加:無料
IoTプロ・コミュニティの活動領域
- 産業支援
- IoTコーディネータ案件の照会
- IoTコンサルティング案件の照会
- 技術指導・技術支援
- 開発コミュニティ
- IoT向けオープン・ソースデバイスの開発
- IoT向けガジェットの開発
- 各種試作製作
- 技術研究会
- IoT事例の研究
- IoT技術研究会の開催
- 調査・ホワイトペーパーの作成
- 教育支援
- IoT学習教材の開発
- IoT検定問題の開発
- 勉強会の実施
IoTプロ・コミュニティ開催予定
近日中にコミュニティサイトを公開します。
IoTコーディネータ派遣紹介先
- IoTコンサルタントを必要としている自治体
- IoTコーディネータの支援を必要している民間企業
- 地方創生などでIoT領域の技術支援が必要な団体・企業
- IoTコーディネータ、コンサルタント、技術者、講師が必要な団体・企業はメールでIoT検定事務局までご連絡ください。
連絡先はこちら>>> info@iotcert.org
IoT検定制度委員会とIoT検定
IoT検定制度委員会(委員長:中島 洋)は、IoT社会におけるIoT人材育成に関する大きな課題を解決するための方法の一つとして中立な立場でIoTの知識やスキルを学ぶためのスキルマップを定義し、また認定する試験「IoT検定」を制度化しました。
IoTに関する知識だけを問うのではなく、IoTの真の価値を理解し世の中を変える事ができる人材を認定する事を目的としているために、試験範囲に企業戦略やビッグデータ・人工知能などの成長技術分野も含まれています。
試験体系
IoT検定レベル1試験 プロフェッショナル・コーディネータ(実施中)
IoT検定レベル2試験 プロフェッショナル・エンジニア(開発予定)
IoT検定レベル3試験 プロフェッショナル・アーキテクト(開発予定)
レベル1試験概要
・正式名称 IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ
・試験方法 CBT 四肢択一
・試験時間 60分
・出題総数 70問
・評価方法 合否(60%以上の正解で合格)
認定方法 合格者にはプロフェッショナル・コーディネータ認定証を発行
・受験料金 10,800円(消費税込)
公式ホームページ www.iotcert.org/
公式フェイスブック www.facebook.com/IoTkentei/
IoT検定お知らせメール goo.gl/rXYvTl
参考
※IoT とは
Internet of Things の略
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続することにより、相互に通信し、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことをIoT という。
自動車の位置情報をリアルタイムに集約して渋滞情報を配信するシステムや、人間に代わって電力メーターが検診情報を電力会社と通信し、電力使用量を申告するスマートメーター、大型の機械などにセンサーと通信機能を内蔵して稼働状況や故障箇所、交換が必要な部品などを製造元がリアルタイムに把握できるシステムなどが考案されている。
本ニュースリリースのお問合せ先:
IoT検定制度委員会
IoT検定運営事務局:株式会社サートプロ 近森満
TEL:03-6276-1168 FAX:03-6276-1169